島添大里城跡
自然の地形を利用した県内有数規模の城跡
大里字西原の北側、標高約150メートルの琉球石灰岩の丘陵台地を利用し、崖を背に堅固な城壁を築くなど、自然の地形を巧みに利用した県内でも有数の規模を誇るグスク。起源は14世紀頃、当時の島尻地域を支配した島添大里按司(しましーおおざとあじ)によって築城されました。「島添」とは「島々を支配する」という意味を持ち、大里・佐敷・知念・玉城地域を支配下に置き、中国の明王朝とも盛んに貿易を行っていたと言われるほど、島添大里按司は当時大きな勢力を誇っていた。正殿跡からの眺望は素晴らしく、勝連、中城、首里といったグスクの動向が把握できるという戦略的に有利な位置にありましたが、後の初代琉球王朝の国王となった尚巴志(しょうはし)によって攻め落とされ、ここを拠点として利用した尚巴志による三山統一の足かがりとなった。2012年1月24日に国指定史跡となった。
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